ハワイのハレアカラ国立公園において、固有種のオーヘロに感染する新種Exobasidium darwinii

Piątek, M., Lutz, M. & Welton, P., 2012. Exobasidium darwinii, a new Hawaiian species infecting endemic Vaccinium reticulatum in Haleakala National Park. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-011-0751-4 [Accessed March 11, 2014].
原著を読む
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。
3行まとめ
  1. ハワイのマウイ島において固有種のオーヘロ (Vaccinium reticulatum) に感染していた菌を、Exobasidium darwiniiとして新種記載した。
  2. 本種は従来、Exobasidium vacciniiとして認識されてきたが、本属菌の宿主特異性の高さから別種であることが疑われ、検討が行われた。
  3. 本種は宿主に天狗巣病の症状を起こし、幼葉を鮮やかな赤色に変色させたが、このような症状を起こす本属菌は稀であった。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Exobasidium darwinii
M. Piątek & M. Lutz
語源…進化論の提唱者、Charles Darwinに献名
📍USA, Hawaii, Maui, north facing slopes of Haleakala, near Hosmers Grove地図で開く ↗
比較 (11)
↗
○スノキ属植物を宿主とする
○LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくウスノキを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○スノキ属植物を宿主とする
○LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくツルコケモモを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○スノキ属植物を宿主とする
○LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくセイヨウスノキを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○スノキ属植物を宿主とする
○LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくクロマメノキを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ツツジ科植物を宿主とする
○LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくハナヒリノキを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
✕本種と異なりハワイではなく北米に分布する
✕本種と異なり宿主に天狗巣ではなく棍棒形の突起を持つゴールを生じる
↗
○宿主に天狗巣症状を起こす
✕本種と異なりハワイではなくヨーロッパおよび北米に分布する
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくクマコケモモを宿主とする
✕本種より担子胞子の幅が広い
↗
○宿主に天狗巣症状を起こす
✕本種と異なりハワイではなくコスタリカに分布する
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくDisterigma humboldtiiを宿主とする
✕本種より分生子のサイズがずっと大きい
↗
○宿主に天狗巣症状を起こす
✕本種と異なりハワイではなく日本に分布する
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくトウゴクミツバツツジを宿主とする
✕本種と担子胞子のサイズの範囲が重なるが異なる
✕LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○宿主に天狗巣症状を起こす
✕本種と異なりハワイではなく日本に分布する
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくヤマツツジおよびモチツツジを宿主とする
✕本種より担子胞子の幅が広い(可能性がある)
✕LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○スノキ属植物を宿主とする
✕本種と異なりVaccinium reticulatumではなくコケモモを宿主とする
✕本種と異なり宿主に天狗巣症状を起こさない
✕LSUおよびITS+LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
タグ
病害/疾患またはその関連事項
実験器具/実験手法/試薬