(仮訳)中国雲南省においてソウカに生じたエンドファイトの新種、Exophiala hongheensis
Yu, PX. et al. 2025. Exophiala hongheensis (Herpotrichiellaceae, Chaetothyriales, Eurotiomycetes), a new endophytic species on Amomum tsao-ko in Yunnan, China. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.691.3.2 [Accessed April 14, 2025] 【R3-12703】2025/4/14投稿

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3行まとめ

中国雲南省においてソウカ(草果)の新鮮で健全な果実からエンドファイトとして分離された菌を検討し、Exophiala hongheensisとして新種記載した。
本種は分生子形成細胞が側生し細長く、分生子は比較的小型で多形、コロニーは生長が遅く、初め白色で中央部から灰緑色の色素を産生することなどで特徴づけられた。
本種は同属他種とは分生子形成様式や分生子のサイズ、コロニーの性状などが異なっていた。
中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州金平ミャオ族ヤオ族タイ族自治県

(新種)

Exophiala hongheensis P. X. Yu. & J. W. Guo
語源…紅河産の
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【よく似た種との区別】
Exophiala lavatrina
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり浴室から分離されている
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり菌糸が数珠状
本種と異なりコロニー中央部が隆起状、房状、または皺を伴う放射状
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Exophiala mali
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりソウカではなくリンゴなどから分離される
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が鎖生する
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Exophiala lecanii-corni
分生子のサイズが類似している
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり果実ではなくカイガラムシなどから分離される
本種と異なり分生子形成様式が出芽細胞による
本種と異なり分生子形成細胞が細長い形状ではなく広楕円形に膨大する
ITS+nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される