2017年3月21日 (仮訳)「平滑なアンズタケ類」の多様性の研究 Buyck, B., 2014. Exploring the Diversity of “Smooth Chanterelles” (Cantharellus, Cantharellales). Cryptogamie, Mycologie. Available at: http://www.bioone.org/doi/abs/10.7872/crym.v35.iss1.2014.23 [Accessed March 20, 2017]. 【R3-03857】2017/03/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ザンビアおよびコンゴ民主共和国からCantharellus sublaevis、マレーシアからC. incrassatusをそれぞれ新種記載した。 また、ニューカレドニアからC. neocaledoniensisおよびC. eccentricusを新種記載しあ。 新組み合わせC. cibarioidesを提唱し、検索表を掲載した。 Zambia, Copperbelt prov., on Chibuli hill, close to Mpongwe (新種) Cantharellus sublaevis Buyck & Eyssart. 【よく似た種との区別】 Cantharellus lateritius(アンズタケモドキ) 本種と異なりザンビアおよびコンゴ民主共和国ではなく他の地域に分布する 本種ほど担子胞子の形状が細長くない 本種と異なり傘表皮の要素が主に薄壁という特徴を欠く 本種と異なりクランプを全く有さないのではなく有する Cantharellus defibulatus 本種と異なり子実層面が平滑なのではなく吻合する畝状および脈状の子実層托を有する Cantharellus sebosus 菌糸にクランプを有する 本種と異なり子実層面が平滑なのではなく子実層托の発達に変異がある 本種より担子胞子のサイズが小さい Cantharellus cibarioides 本種と異なり子実層面が平滑なのではなく子実層托の発達に変異がある 本種と異なり子実層の菌糸が主に薄壁という特徴を欠く 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり傘上表皮の菌糸が主に薄壁という特徴を欠く Malaysia, Negeri Sembilan, Pasoh National Forest Reserve (新種) Cantharellus incrassatus Buyck & V. Hofstetter 語源…肥厚した(担子器下部が厚壁であることから) 【よく似た種との区別】 Cantharellus lateritius(アンズタケモドキ) 子実体が黄橙色 菌糸にクランプを有する 分子系統解析で近縁(先行研究) 本種と異なりマレーシアではなくアメリカなどに分布する 本種と異なり子実層面が完全に平滑なのではなく部分的に平滑 本種と異なり担子器が厚壁という特徴を欠く 本種ほど傘表皮の末端細胞が膨大しない Cantharellus eccentricus 担子胞子のQ値の範囲が重なる 菌糸にクランプを有する 本種と異なりマレーシアではなくニューカレドニアに分布する 本種と異なり子実層托全体が皺状 本種と異なり柄が側生する 本種と異なり担子器が厚壁ではなく薄壁 本種と異なり傘表皮の末端細胞が薄壁~不規則な厚壁 New Caledonia, Poum (新種) Cantharellus neocaledoniensis Buyck, V. Hofstetter, Eyssart. & Ducousso 語源…ニューカレドニアの 【よく似た種との区別】 Cantharellus solidus 乾燥標本が肉眼で区別できないほど類似している 子実体全体が淡色で幼時桃色を帯びる 子実層托の発達に非常に変異が大きい 柄が触れると黄変する 柄の基部が根状 柄の肉質が丈夫である 菌糸にクランプを有する 本種と異なりニューカレドニアではなく西アフリカなどに分布する 本種と異なり担子器が4-6胞子性ではなく2胞子性 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種と異なり傘表皮の末端細胞に二次性のクランプを欠く隔壁を有する 分子系統解析に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(予備的調査) New Caledonia, Southern Prov., Koniambo massif (新種) Cantharellus eccentricus Buyck, V. Hofstetter & Eyssart. 【よく似た種との区別】 Cantharellus incrassatus 担子胞子のQ値の範囲が重なる 菌糸にクランプを有する 本種と異なりニューカレドニアではなくマレーシアに分布する 本種と異なり子実層托全体が皺状という特徴を欠く 本種と異なり柄が側生するという特徴を欠く 本種と異なり担子器が薄壁ではなく厚壁 本種と異なり傘表皮の末端細胞が薄壁~不規則な厚壁という特徴を欠く Cantharellus lateritius(アンズタケモドキ) 菌糸にクランプを有する 本種と異なり子実層托全体が皺状という特徴を欠く 本種と異なり柄が側生するという特徴を欠く 本種と異なり傘表皮の末端細胞が薄壁~不規則な厚壁という特徴を欠く (新組み合わせ) Cantharellus cibarioides (Heinem.) Buyck 旧名:Goossensia cibarioides Heinem. 【よく似た種との区別】 Cantharellus sebosus 子実層托の形状に変異がある 菌糸にクランプを有する 本種と異なりギニア-コンゴ熱帯雨林ではなくマダガスカルなどに分布する 本種と異なり子実体が中型ではなく小型 本種と異なり子実体が黄橙色ではなく明るい黄色 本種より担子胞子のQ値が小さい (その他掲載種) Cantharellus solidus De Kesel, Yorou & Buyck 【よく似た種との区別】 Cantharellus cibarioides 子実層面が平滑 柄の基部が根状 柄の基部に黄褐色の菌糸体を伴う 柄の中身が非常に詰まっている 本種と異なり担子器が5-6胞子性ではなく2胞子性 本種と担子胞子のサイズがかなり異なる 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり菌糸にクランプを有する Cantharellus neocaledoniensis 乾燥標本が肉眼で区別できないほど類似している 子実体全体が淡色で幼時桃色を帯びる 子実層托の発達に非常に変異が大きい 柄が触れると黄変する 柄の基部が根状 柄の肉質が丈夫である 菌糸にクランプを有する 本種と異なり西アフリカなどではなくニューカレドニアに分布する 本種と異なり担子器が2胞子性ではなく4-6胞子性 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より担子胞子のQ値が大きい 本種と異なり傘表皮の末端細胞に二次性のクランプを欠く隔壁を有するという特徴を欠く 分子系統解析に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(予備的調査)