2024年1月25日 (仮訳)新種Favolaschia pegleri Parmasto, E. 1999. Favolaschia pegleri, sp. nov. (Hymenomycetes). Kew Bulletin. Available at: http://www.jstor.org/stable/4110876 [Accessed January 25, 2024] 【R3-11370】2024/1/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、沿海地方において枯稈や落葉に発生した菌を検討し、Favolaschia pegleriとして新種記載した。 本種はアカントシスチジアを欠く一方、担子器様の棍棒形の細胞、樹枝状糸状体、オレオシスチジアなどを有することなどで特徴づけられた。 Favolaschia属がコウヤクタケ科ではなくキシメジ科に近いこと、Physalacria属に類似していることなどを考察した。 Russia, Primorski Terr., in the easternmost part of the Kedrovaya Padj Nature Reserve (新種) Favolaschia pegleri Parmasto 語源…イギリスの菌学者、David N. Pegler氏に献名 【よく似た種との区別】 Favolaschia auriscalpium 本種と異なりロシアではなく南米などに分布する 本種と異なりヤシ類に生息する 本種と異なり傘が橙色 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく広楕円形 本種と異なりアカントシストが散在する Favolaschia varariotecta “epicuticular structure”が多数のアカントシストからなる 本種と異なりロシアではなく中米、南米に分布する ×本種より担子胞子が短い 本種より担子胞子の幅が広い 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく広楕円形 本種と異なりグレオシスチジアに黄色の小滴状または小粒状の内容物を含む 本種と異なりアカントシストが小刺状