2023年2月10日 (仮訳)パキスタンにおけるAgaricus brunneodiscusの特筆すべき新産種報告 Chudhrey, A., Rukhsar, S. & Yousaf, N. 2023. First and Noteworthy Report of Agaricus brunneodiscus (Basidiomycota: Agaricaceae) from Pakistan. GU Journal of Phytosciences. Available at: http://jphytosci.com/index.php/GUJP/article/view/83 [Accessed February 10, 2023] 【R3-10323】2023/2/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、パンジャーブ州からAgaricus brunneodiscusをパキスタン新産種として報告した。 本種の記載文、生態写真、顕微鏡写真などを掲載した。 本種および同じRarolentes節に含まれる近縁種の形質比較表を掲載した。 (パキスタン新産種) Agaricus brunneodiscus C.K. Pradeep & C.P. Arya 【よく似た種との区別】 Agaricus baronii パキスタンに分布する 担子胞子が楕円形~長楕円形 本種と異なり傘が白色~帯クリーム色ではなく帯赤褐色で縁部が暗褐色 本種と異なり傘が凸形~広凸形ではなく初め截断状円錐形で広い中丘を有する 本種と担子胞子のサイズが異なる Agaricus latiumbonatus パキスタンに分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 傘が幼児半球形、広い放物線形で時に広い鈍頭の中丘を有する 傘表面が暗褐色繊維に覆われる 襞が離生する 本種と異なり担子胞子が楕円形~長楕円形ではなく類球形~広楕円形 本種より担子胞子のサイズが小さい