2024年6月22日 (仮訳)地中海西部におけるPisutiella phaeothamnosの初記録 Aragón, G., Negrón, V. & Giménez, GF. 2024. First record of Pisutiella phaeothamnos in the western Mediterranean. Acta Botanica Croatica. Available at: https://hrcak.srce.hr/file/459251 [Accessed June 22, 2024] 【R3-11815】2024/6/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペインの中央火山地域からPisutiella phaeothamnosを初めて報告した。 本種は乾燥環境の火山岩上でギボウシゴケ属のコケの間に生息しており、生息環境は既知の報告と類似していた。 本種は最も近い場所ではカナリア諸島とギリシャから知られており、既知の分布域が大幅に拡大することになった。 (南西ヨーロッパ、スペイン本土新産種) Pisutiella phaeothamnos (Kalb & Poelt) S.Y. Kondratyuk, L. Lőkös & E. Farkas 【よく似た種との区別】 Caloplaca spp. 本種と異なり地衣体が微細な樹状であり、分枝した裂片からなるという特徴を欠く 本種と異なり子器が黄褐色~橙色でない 本種と異なり子器がK陰性という特徴を欠く 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と異なり子嚢胞子が楕円形でない 本種と異なり子嚢胞子が”polarilocular”でない 本種と子嚢胞子の隔壁の幅が異なる