2023年9月5日 (仮訳)ポーランド新産の稀な多孔菌、Odoria alborubescens Domian, G. & Szczepkowski, A. 2023. First records of a rare polyporoid fungus, Odoria alborubescens, in Poland. Sylwan. Available at: https://doi.org/10.26202/sylwan.2023014 [Accessed September 5, 2023] 【R3-10943】2023/9/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 非常に稀な多孔菌のOdoria alborubescensをポーランド新産種として報告した。 本種はポーランドの4ヶ所においてブナ属樹木に発生し、立木と倒木に見出された。 本種の記載文などを掲載し、ポーランド語名を提案した。 (ポーランド新産種) Odoria alborubescens (Bourdot & Galzin) V. Papp & Dima 【よく似た種との区別】 Pappia fissilis ポーランドに分布する 形態的に類似している 本種と異なりブナ林だけではなく様々な種類の森林や都市の公園、街路、林地、果樹園などに発生する 本種と異なりブナ属樹木のみに生じるのではなく広範な宿主を有する 本種ほど傘表面が毛状でない 本種と異なり肉が幼時帯桃色という特徴を欠く 本種と異なり子実体がKOHで顕著な栗色~帯赤色を呈するという特徴を欠く 本種と異なり子実体に強い甘い臭いがあるという特徴を欠く 本種より担子器のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり厚壁胞子が肉に形成される