2022年5月24日 (仮訳)分子データにより確かめられたボリビア新産種、狭義のSticta weigelii Ossowska, EA. 2021. First records of Sticta weigelii s.str. from Bolivia confirmed by molecular data. Folia Cryptogamica Estonica. Available at: https://ojs.utlib.ee/index.php/FCE/article/view/fce.2021.58.09 [Accessed May 24, 2022] 【R3-09535】2022/5/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 狭義のSticta weigeliiをボリビア新産種として報告した。 複合種のS. weigeliiはボリビアにおいては形態のみを根拠に知られていたが、狭義の本種の存在は確かではなかった。 本種との同定は分子データにより初めて確かめられた。 (ボリビア新産種) Sticta weigelii (Acharius) Vainio トゲヨロイゴケ 【よく似た種との区別】 Sticta harrisii 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく暗褐色で乾燥標本では帯黄色になる 本種と系統的に遠縁である(先行研究) Sticta fragilinata 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく灰色~褐色 Sticta laselvae 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく灰色~褐色 Sticta phyllidiokunthii 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく灰色~黄金褐色 Sticta pseudobeauvoisii 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく淡灰色~暗褐色 Sticta scabrosa 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく淡灰色~暗灰色 Sticta phyllidiata トメンタが褐色~黒色 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりロビュールを有する Sticta squamifera 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりロビュールを有する 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく暗褐色 Sticta tatamana 本種と異なり裂芽を欠く 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく黄金褐色 Sticta andina 裂芽を有する 本種と異なりフィリディアを有する 本種と異なり散布体が珊瑚状ではなく扁平 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく暗褐色~黒色 Sticta beauvosii 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく円筒形~扁平 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく褐金色 Sticta carolinensis 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなくフィリディア状 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなくクリーム色 Sticta hypoglabra 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく円筒形 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく灰色~褐色 Sticta isidiokunthii 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく分枝状~珊瑚状 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなくベージュ色 Sticta luteocyphellata 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく分枝しない~分枝状 Sticta rhizinata 裂芽を有する トメンタが褐色~黒色 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく分枝状~珊瑚状 Sticta tunjensis 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく分枝状~珊瑚状 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく白色~クリーム色 Sticta waikamoi 裂芽を有する 本種と異なり裂芽が珊瑚状ではなく円筒形~扁平 本種と異なりトメンタが褐色~黒色ではなく暗褐色 本種と系統的に遠縁である(先行研究)