2015年5月26日 (仮訳)Oidium cassiae-siameaeによるCassia corymbosaのうどんこ病の初報告 Zhao, G-H., Li, D-W. & Xi, G-J., 2010. First report of powdery mildew caused by Oidium cassiae-siameae on Cassia corymbosa. Mycosystema. Available at: http://journals-myco.im.ac.cn/CN/article/downloadArticleFile.do?attachType=PDF&id=2896 [Accessed May 26, 2015]. 【R3-01861】2015/05/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ハナセンナ (Cassia corymbosa) をOidium cassiae-siameaeの新宿主として報告した。 本種は中国江蘇省において宿主の葉の上面のみに感染し、3年間のフィールドにおける観察でテレオモルフを認めなかった。 また、本種は従来台湾およびタンザニアからの報告があり、中国本土からの報告は初となった。 (中国新産種) Oidium cassiae-siameae J.M. Yen ※ハナセンナ (Cassia corymbosa) を本種の宿主として報告した。 【よく似た種との区別】 Oidium cassiae-leschenaultianae 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 分生子が単生する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり付着器が複数回浅裂するという特徴を欠く 本種と異なり付着器が対生しない 本種より”foot cell”が短い Oidium cassiae-torae 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 分生子が単生する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり付着器が複数回浅裂するという特徴を欠く 本種と異なり付着器が対生しない 本種より”foot cell”が短い Oidium cassiae-hirsutae 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 本種と異なり分生子が鎖生する Erysiphe cichoracearum 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 本種と異なり分生子が鎖生する Erysiphe diffusa 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 本種より”foot cell”がずっと短い Erysiphe polygoni 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 本種より”foot cell”がずっと短い Erysiphe trifolii 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 遺伝的に類似している(先行研究) 本種より”foot cell”がずっと短い Erysiphe pisi 同じナンバンサイカチ属植物を宿主とする 遺伝的に類似している(先行研究) 本種と異なり”foot cell”が直線状または屈曲するのではなく長い直線状