2014年3月24日 (仮訳)韓国において”Cheongsoo”種のブドウの腐朽果実から初めて分離されたPenicillium adametzioidesおよびPurpureocillium lilacinum Deng, J-X., et al., 2012. First Report on Isolation of Penicillium adametzioides and Purpureocillium lilacinum from Decayed Fruit of Cheongsoo Grapes in Korea. Mycobiology.… Available at: http://synapse.koreamed.org/search.php?where=aview&id=10.5941/MYCO.2012.40.1.066&code=0184MB&vmode=FULL [Accessed March 23, 2014]. 【R3-00532】2014/03/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国大田広域市儒城区において、”Cheongsoo(淸水)”種のブドウの果実に腐敗を起こす2種の菌を分離した。 ITSおよびEF1-αの塩基配列に基づき、2種の菌はPenicillium adametzioidesおよびPurpureocillium lilacinumと同定された。 両種はいずれも、韓国新産種として報告された。 (韓国新産種) Penicillium adametzioides Abe ex Smith 【よく似た種との区別】 Penicillium angulare ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と分生子柄の長さが異なる 本種よりコロニーの生長が速い 本種と異なりCYA培地で水溶性色素を顕著に産生するという特徴を持たない ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (韓国新産種) Purpureocillium lilacinum (Thom) Luangsa-ard, Houbraken, Hywel-Jones & Samson 【よく似た種との区別】 Isaria takamizusanensis ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が無色ではなく紫色 ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Paecilomyces marquandii 全体的な形態が類似している 分生子の色が類似している ITS+EF1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される