形態および系統の組み合わせを根拠としたFulvifomes hainanensisの新種記載およびF. indicusの新組み合わせ提唱

Zhou, L-W., 2014. Fulvifomes hainanensis sp. nov. and F. indicus comb. nov. (Hymenochaetales, Basidiomycota) evidenced by a combination of morphology and phylogeny. Mycoscience. Available at: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S134035401300123X [Accessed April 28, 2014].
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3行まとめ
  1. 中国海南省の熱帯域で被子植物の材に発生した白色腐朽菌を、Fulvifomes hainanensisとして新種記載した。
  2. また、Aurificaria属の基準種、A. indicaはFulvifomes属に特徴的な形態形質を有しており、分子系統解析の結果も合わせて同属に移された。
  3. それに伴い、Aurificaria属をFulvifomes属のシノニムにするとともに、Fulvifomes属の属概念を修正した。
掲載種 (2)
NEW(新種)
Fulvifomes hainanensis
L.W. Zhou
語源…海南産の
📍中国海南省昌江黎族自治県覇王嶺国家森林公園地図で開く ↗
比較 (2)
↗
○子実体が多年生
○子実体が蹄形
○子実体の縁部が鈍い
✕本種と異なり傘表面に亀裂が生じる
✕本種と異なり肉の下部と”tomentum”の間に黒色の”cuticle”を持たず、肉全体が均質
✕本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく類球形~広楕円形
↗
○ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
COMB(新組み合わせ)
Fulvifomes indicus
(Massee) L.W. Zhou
旧名:Polyporus indicus Massee
比較 (2)
↗
○子実体が一年生
○傘を形成する
○担子胞子が有色
○剛毛を欠く
○菌糸構成が1菌糸型
○ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕ITSおよびLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○子実体が一年生
○傘を形成する
○担子胞子が有色
○剛毛を欠く
○菌糸構成が1菌糸型
○LSUに基づく分子系統解析で近縁
✕LSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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