2025年5月9日 (仮訳)Gyalectidium aurelii:ブラジル、マットグロッソ州産の生葉上地衣の新種 Ferraro, LI. & Lücking, R. 2003. Gyalectidium aurelii (Ostropales: Gomphillaceae), a new foliicolous lichen from the State of Mato Grosso, Brazil. Acta Botanica Brasilica. Available at: https://www.researchgate.net/publication/26360478 [Accessed May 9, 2025] 【R3-12779】2025/5/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、マットグロッソ州で採集された生葉上地衣の一種を検討し、Gyalectidium aureliiとして新種記載した。 本種はセンダン科植物の葉に生じ、地衣体が不整形疣状で、葉縁に幅広く扁平なハイフォフォアを形成することなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは主に地衣体の形状やハイフォフォアの形態により区別された。 Brazil, Mato Grosso, Município Chapada dos Guimarães, surroundings of Chapada dos Guimarães (新種) Gyalectidium aurelii L.I. Ferraro & Lücking 語源…Aurelio Schinini氏に献名 【よく似た種との区別】 Gyalectidium fantasticum ハイフォフォアが葉縁に生じ水平方向に突き出し、基質に密着する ハイフォフォアの幅が広い ハイフォフォアが暗色 本種と異なり地衣体が疣状ではなく小区画状 本種と異なりハイフォフォアが内側に屈曲するのではなく外側に屈曲する 本種と異なりハイフォフォアが全縁でない 本種と異なりハイフォフォアに付属糸を有する Gyalectidium paolae ハイフォフォアが葉縁に生じる ハイフォフォアの幅が広い ハイフォフォアが暗色 本種と異なり地衣体が疣状ではなく小区画状 本種よりハイフォフォアのサイズが小さい 本種と異なりハイフォフォアに不規則な切れ込みがある Gyalectidium imperfectum 地衣体が疣状 本種と異なりハイフォフォアが非常に退化的である 本種と異なり地衣体表面に暗色腎臓形の斑点状にダイアハイフェの塊を有する