2021年1月19日 (仮訳)極東ロシア産の地衣の新種、Halecania ahtii</i Zhdanov, IS. 2020. Halecania ahtii (Leprocaulaceae), a new lichen species from the Russian Far East. Novosti Sistematiki Nizshikh Rastenii. Available at: https://www.binran.ru/en/publications/novosti-sistematiki-nizshyh-rastenij/2231/10621/ [Accessed January 19, 2021] 【R3-08066】2021/1/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、沿海地方において痂状岩上生地衣に生じた地衣の一種を検討し、Halecania ahtiiとして新種記載した。 標本が乏しかったことからTLCを実施しなかったが、P+橙赤色であることからアルゴプシンを含んでいると考えられた。 アルゴプシンを含むHalecania属地衣の検索表を掲載した。 Russia, Primorye Territory, Olga District, SE of the top of Mt. Snezhnaya (新種) Halecania ahtii I. Zhdanov 語源…スウェーデンのTeuvo Tapio Ahti教授に献名 【よく似た種との区別】 Halecania micacea 地衣体が散在する 地衣体が帯褐色 地衣体が凸形の小区画からなる 粉芽を欠く 子嚢胞子が比較的小型 地衣成分としてアルゴプシンを含む 本種と異なりロシアではなくスコットランドに分布する 本種と異なり酸性の岩ではなく石灰岩に生じる 本種と異なり地衣上生でない 本種と異なり地衣体が不明瞭ではなく良好に発達する 本種より地衣体が厚い 本種と異なり子器がしばしば密に生じるという特徴を欠く