(仮訳)新種Halobasidium palustre、Halobasidium insectorum、およびSterigmatospora alpina:ヨーロッパ産のサビキン亜門の担子菌酵母3新種
Avesani, M. et al. 2026. Halobasidium palustre sp. nov., Halobasidium insectorum sp. nov. and Sterigmatospora alpina sp. nov., three novel basidiomycetous yeasts in Pucciniomycotina from Europe. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-026-02163-x [Accessed August 16, 2026] 【R3-14175】2026/8/16投稿

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3行まとめ

イタリア、ロシア、ドイツで分離された担子菌酵母を検討し、Halobasidium palustre、H. insectorum、およびSterigmatospora alpinaの3新種を記載した。
これらの新種はそれぞれ高山の泥炭コアとオオカニツリ属植物とヨシの葉、キクイムシ坑道とタマムシ幼虫の糞とリンゴの花蜜、高山の泥炭コアから分離された。
3種はいずれも有性世代が認められず、主に葉圏に関連する生態を持つと考えられた。
Italy, Fiavè, Trento, Archaeo–Nature Park

(新種)

Halobasidium palustre Avesani, Kachalkin, Chernyakovskaya, C. Carvalho, Yurkov, Zaccone, Zapparoli, J.P. Samp.
語源…湿地の
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【よく似た種との区別】
Halobasidium xiangyangense
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりイタリア、ドイツ、ロシアではなく中国などに分布する
本種と異なり高山の泥炭コアとオオカニツリ属植物とヨシの葉ではなく発酵食品などから分離される
本種と異なり顕著な耐塩性を有する
本種と異なりL-ソルボース、D-リボース、セロビオース、ミオイノシトール、硝酸塩、クレアチンを資化可能
本種と異なり可溶性デンプンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり10%NaCl添加培地で生育可能
本種と異なり30℃で生育可能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Halobasidium phyllophilum
植物の葉から分離される
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり高山の泥炭コアとオオカニツリ属植物とヨシの葉ではなくシダ植物などから分離される
本種と異なりL-アラビノース、D-アラビノース、D-グルシトールを資化不能
本種と異なり硝酸塩、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり30℃で生育可能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Russia, Moscow region, Krasnogorsky District, Arkhangelskoye Palace park

(新種)

Halobasidium insectorum Kachalkin, C. Carvalho, Avesani, J.P. Samp.
語源…昆虫の
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【よく似た種との区別】
Halobasidium xiangyangense
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりロシアではなく中国などに分布する
本種と異なりキクイムシ坑道とタマムシ幼虫の糞とリンゴの花蜜ではなく発酵食品などから分離される
本種と異なり顕著な耐塩性を有する
本種と異なりL-ソルボース、D-リボース、セロビオース、ミオイノシトール、硝酸塩、クレアチンを資化可能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり10%NaCl添加培地で生育可能
本種と異なり30℃で生育可能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Halobasidium phyllophilum
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりキクイムシ坑道とタマムシ幼虫の糞とリンゴの花蜜ではなくシダ植物の葉などに由来する
本種と異なりL-アラビノース、D-アラビノース、D-グルシトールを資化不能するのではなく資化しない
本種と異なり硝酸塩、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり30℃で生育可能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Italy, Fiavè, Trento, Archaeo–Nature Park

(新種)

Sterigmatospora alpina Avesani, C. Carvalho, Zaccone, Zapparoli, J.P. Samp.
語源…アルプスの
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【よく似た種との区別】
Sterigmatospora layueensis
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりイタリアではなく中国などに分布する
本種と異なり泥炭コアではなく未同定植物の葉などから分離される
本種と異なりL-ソルボース、α_α-トレハロース、D-マンニトール、硝酸塩、L-リジンを資化可能
本種と異なりメリビオースを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり25℃で生育不能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Pseudosterigmatospora motuoensis
本種と異なりD-ガラクトース、L-ソルボース、α_α-トレハロース、D-マンニトール、硝酸塩、L-リジンを資化可能
本種と異なりセロビオース、メリビオース、ラフィノース、リビトールを資化不能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Nakasea foliicola
本種と異なりD-ガラクトース、D-リボース、D-アラビノース、α_α-トレハロース、ラクトース、可溶性デンプン、メソエリトリトール、D-マンニトール、DL-乳酸塩、L-リジン、硝酸塩を資化可能
本種と異なりビタミン要求性を欠く
本種と異なり30℃で生育可能
本種と異なりサリシン、ラフィノース、D-グルシトールを資化不能
ITS+D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される