2023年4月5日 (仮訳)オーストラリアの高山帯に産した地衣の新属、Hueidea Kantvilas, G. & McCarthy, PM. 2003. Hueidea (Fuscideaceae), a new lichen genus from alpine Australia. The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/abs/hueidea-fuscideaceae-a-new-lichen-genus-from-alpine-australia/DBCDA2678E9BF2409A89D63670DBC08E [Accessed April 5, 2023] 【R3-10484】2023/4/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の山地で岩上に発生した地衣の一種を検討し、新属新種Hueidea australiensisとして記載した。 本種の分類には困難を伴ったが、子嚢や子器の構造、側糸がKOHで容易に分離する点などHuea属とFuscidea属の中間的形質が認められた。 本種は痂状で子嚢がTeloschistes型かつ8胞子性、子嚢胞子が無色で、緑色単細胞の共生藻を含むことなどで特徴づけられた。 Australia, New South Wales, Mt Kosciuszko National Park, Rams Head Range, un-named creek (新種) Hueidea australiensis Kantvilas & P.M. McCarthy 語源…(属名)Huea属+Fuscidea属/(種小名)オーストラリア産の 【よく似た種との区別】 Caloplaca chalybaea 岩上生地衣である 形態的に一見非常に類似している 本種と異なりオーストラリアではなくイギリス、ヨーロッパ、北米、トルコなどに分布する