2023年7月14日 (仮訳)フレンチ・ジュラに産した特筆すべきハラタケ類の新種、Hygrocybe comosa Bas, C. & Arnolds, EJM. 2007. Hygrocybe comosa, a remarkable new agaric from the French Jura. Persoonia. Available at: https://www.repository.naturalis.nl/document/569793 [Accessed July 14, 2023] 【R3-10784】2023/7/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ フランスのジュラ地方の泥炭湿地で見出された菌を検討し、Hygrocybe comosaとして新種記載した。 本種は傘に乳頭突起を有し、中央部に円錐状の小鱗片を有していた。 本種はおそらく非常に稀な種であり、形態形質からCuphophyllus亜属に含められた。 France, Jura, Mouthe, Fagne de Reculfoz, 22 km E of Champagnol (新種) Hygrocybe comosa Bas & Arnolds 語源…毛状の 【よく似た種との区別】 Hygrocybe cinerella ピートボグに生息する 子実体のサイズがほとんど同一である 子実体が暗色である 担子胞子のサイズが類似している 担子胞子の形状が類似している 本種と異なり傘中央に乳頭突起を有するという特徴を欠く 本種と異なり傘中央部に大型円錐形の小鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり柄の長さが傘直径の2.5-3倍なのではなく傘の幅とほぼ同一 本種と異なり子実層托実質が顕著に錯綜するのではなくほぼ類並列型である 本種と異なり傘表皮が中央部で毛状被であるという特徴を欠く Hygrocybe radiata 本種と異なり傘中央に乳頭突起を有するという特徴を欠く 本種と異なり傘中央部に大型円錐形の小鱗片を伴うという特徴を欠く 本種と異なり傘表面に湿時深い半透明条線を有し、縁部に淡色の幅広い帯状をなす