2022年9月16日 (仮訳)ビャウォビエジャ国立公園で見出された知見に乏しいコケ生の盤菌、Hymenoscyphus subcarneus Baral, H-O. & Krieglsteiner, L. 2006. Hymenoscyphus subcarneus, a little known bryicolous discomycete found in the Białowieża National Park. Acta Mycologica. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2006.003 [Accessed September 16, 2022] 【R3-09880】2022/9/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド、ビャウォビエジャ国立公園においてCephalozia catenulataに寄生していた盤菌の一種を検討し、Hymenoscyphus subcarneusと同定した。 本種の子嚢の先端リング構造がCalycina型であることと、生時の側糸の内容物について初めて記述したほか、スイス産標本と比較検討した。 本種とHymenoscyphus rhodoleucus、H. equisetinusを新属Roseodiscusに移し、Pezizella ericaeをPezoloma属に移した。 (新組み合わせ) Roseodiscus subcarneus (Saccardo) Baral 旧名:Hymenoscyphus subcarneus (Schumacher) J. Schröter 語源…(属名)ばら色の盤 【よく似た種との区別】 Roseodiscus rhodoleucus 子嚢盤が帯桃色 子嚢の先端リングがCalycina型 本種と異なりコケではなくトクサ属のシダなどに生じる Roseodiscus equisetinus 子嚢盤が帯桃色 子嚢の先端リングがCalycina型 本種と異なりコケではなくトクサ属のシダなどに生じる (新組み合わせ) Roseodiscus equisetinus (Velenovský) Baral 旧名:Hymenoscyphus equisetinus (Velenovský) Dennis 【よく似た種との区別】 Roseodiscus subcarneus 子嚢盤が帯桃色 子嚢の先端リングがCalycina型 本種と異なりトクサ属のシダではなくコケなどに生じる (新組み合わせ) Roseodiscus rhodoleucus (Fries) Baral 旧名:Hymenoscyphus rhodoleucus (Fries) W. Phillips 【よく似た種との区別】 Roseodiscus subcarneus 子嚢盤が帯桃色 子嚢の先端リングがCalycina型 本種と異なりトクサ属のシダではなくコケなどに生じる (新組み合わせ) Pezoloma ericae (D.J. Read) Baral 旧名:Pezizella ericae D.J. Read