2014年12月13日 (仮訳)ブラジルにおいてInga edulisの葉に斑点病を起こす新種Hyphopolynema ingae Pinho, DB., Firmino, AL. & Pereira, OL., 2010. Hyphopolynema ingae sp. nov., associated with leaf-spot disease on Inga edulis in Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000114/00000001/art00009 [Accessed December 12, 2014]. 【R3-01366】2014/12/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルの大西洋岸森林でInga edulisに発生した菌を検討し、Hyphopolynema ingaeとして新種記載した。 本種はマメ科植物を宿主とする2番目のHyphopolynema属菌で、生葉に生じる種としても2番目となった。 本種は剛毛を伴うスポロドキアを形成し、分生子に5-10本の付属糸を有することなどで特徴づけられた。 Brazil, Minas Gerais, Viçosa, Reserva Florestal Mata do Paraíso (新種) Hyphopolynema ingae Pinho & O.L. Pereira 語源…Ingae属の 【よく似た種との区別】 Hyphopolynema tropicale Inga属植物を宿主とする 本種と異なりInga edulisではなくI. spectabilisを宿主とする 本種と異なり宿主の葉ではなく莢に発生する 本種より分生子形成細胞が短い 本種と異なり分生子形成細胞にカラレットを欠く 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の付属糸の数が5-10ではなく4-9 本種と異なり分生子の付属糸が分枝する 本種と異なり分生子に油滴を含む 本種と異なり分生子果に剛毛を欠く Hyphopolynema ellisiorum 本種と異なり分生子柄が淡褐色ではなく無色 本種より分生子形成細胞が短い 本種と異なり分生子形成細胞が淡褐色ではなく無色 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の付属糸の数が5-10ではなく7-11 本種より分生子果の剛毛が長い Hyphopolynema australe 生葉に発生する 本種と異なり分生子柄が淡褐色ではなく無色 本種より分生子形成細胞のサイズが小さい 本種と異なり分生子形成細胞が淡褐色ではなく無色 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の付属糸の数が5-10ではなく4-18 本種より分生子果の剛毛が長い Hyphopolynema stilboideum 本種と異なりシンネマを形成する 本種より分生子形成細胞が長い 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子の隔壁部分が僅かにくびれる 本種と異なり分生子の付属糸の数が7-10ではなく8-15 本種と異なり分生子果に剛毛を欠く Hyphopolynema juncatile 本種と異なり宿主の皮層に偽子座を形成する 本種より分生子形成細胞が長い 本種より分生子が長い 本種より分生子の幅が狭い 本種と異なり分生子の付属糸の数が5-10ではなく7-10 本種より分生子果の剛毛が短い