2015年3月22日 (仮訳)担子胞子に装飾を有する新熱帯産の新種、Hypochnella verrucospora Coelho, G. et al., 2010. Hypochnella verrucospora (Basidiomycota, Atheliales), a neotropical new species with ornamented basidiospores. Mycologia. Available at: http://www.mycologia.org/content/102/5/1158.short [Accessed March 22, 2015]. 【R3-01664】2015/03/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルおよびアルゼンチンで採集された菌を検討し、Hypochnella verrucosporaとして新種記載した。 本種は子実体が背着生、帯紫色~暗紫色で膜状であり、担子胞子が淡褐色、楕円形~類円筒形で、細かな装飾を有することなどで特徴づけられた。 本種はH. violaceaとは分布域や基質、担子胞子の装飾の有無などで区別された。 Brazil, Rio Grande do Sul State, Santa Maria, District of Boca do Monte (新種) Hypochnella verrucospora G. Coelho, C. Douanla-Meli, G. Langer & E. Langer 語源…疣状の胞子の 【よく似た種との区別】 Hypochnella violacea 子実体が薄い 子実体が暗い帯紫色~紫褐色 子実体が乾燥している 担子胞子が褐色を帯びる 担子胞子の形状が多様 担子胞子が厚壁 担子胞子がアミロイド(ただし胞子の元々の色により確認が難しい) 菌糸が有色 本種と異なり新熱帯ではなく北半球温帯に分布する 本種と異なりPiptadenia属およびケンポナシ属ではなくトネリコ属、ハンノキ属樹木の腐朽材やメシダ属のシダの葉柄など様々な基質に発生する 本種と異なり担子胞子が楕円形~類円筒形ではなく扁桃形~楕円形 本種と異なり担子胞子が疣状ではなく平滑 (その他掲載種) Hypochnella violacea Auersw. ex J. Schröt. 【よく似た種との区別】 Hypochnella verrucospora 子実体が薄い 子実体が暗い帯紫色~紫褐色 子実体が乾燥している 担子胞子が褐色を帯びる 担子胞子の形状が多様 担子胞子が厚壁 担子胞子がアミロイド(ただし胞子の元々の色により確認が難しい) 菌糸が有色 本種と異なり北半球温帯ではなく新熱帯に分布する 本種と異なりトネリコ属、ハンノキ属樹木の腐朽材やメシダ属のシダの葉柄など様々な基質ではなくPiptadenia属およびケンポナシ属植物に発生する 本種と異なり担子胞子が扁桃形~楕円形ではなく楕円形~類円筒形 本種と異なり担子胞子が平滑ではなく疣状