2019年7月10日 (仮訳)スカンジナビアおよびアパラチア山脈新産種、Hypogymnia incurvoides Mccune, B., Tønsberg, T. & Mccune, TA. 2007. Hypogymnia incurvoides new to Scandinavia and the Appalachian Mountains. Graphis Scripta. Available at: http://people.oregonstate.edu/~mccuneb/McCuneEtAl2007GraphisScripta19HypogymniaIncurvoides.pdf [Accessed July 10, 2019] 【R3-06389】2019/7/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ノルウェーおよびスウェーデンで採集されたHypogymnia incurvoidesをスカンジナビア新産種として報告した。 また、本種を米国からアパラチア山脈新産種としても報告した。 本種は沼地の森林や川辺などにおいてトウヒ属、ハンノキ属樹木の幹などに発生していた。 (スカンジナビア、ノルウェー、スウェーデン、アパラチア山脈新産種) Hypogymnia incurvoides Rass. 【よく似た種との区別】 Hypogymnia physodes(フクロゴケ) 3-ヒドロキシフィソド酸以外の地衣成分が同一 本種と異なり裂片縁部が黒色という特徴を欠く 本種と異なり裂片が規則的な格子状をなすという特徴を欠く 本種と異なり裂片の先端および軸に孔を欠く 本種と異なり髄層がK+帯赤褐色 本種と異なり地衣成分として3-ヒドロキシフィソド酸を含む Hypogymnia krogiae 地衣体のサイズが類似している 裂片の孔のパターンおよび頻度が類似している 本種と異なり裂片の形状が短い圧着状~やや瓦状なのではなく細長い瓦状である傾向がある 本種と異なり粉芽を欠く