2018年5月24日 (仮訳)真菌性角膜炎を引き起こす新たな菌、Fusarium proliferatumの同定および特性 Sun, S-T. et al., 2018. Identification and Characterization of Fusarium proliferatum, a New Species of Fungi that Cause Fungal Keratitis. Scientific Reports. Available at: https://www.nature.com/articles/s41598-018-23255-z [Accessed May 24, 2018]. 【R3-05152】2018/5/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 従来トウモロコシやその他の穀物の病原菌として知られていたFusarium proliferatumを、角膜炎の病原菌として初めて報告した。 中国において角膜炎患者から分離された菌株を検討し、同定は形態形質およびEF1-αの塩基配列を基に行った。 抗真菌薬感受性試験の結果、本種はナタマイシンおよびボリコナゾールに感受性を示した一方、アムホテリシンBなどには耐性を有していた。 (その他掲載種) Fusarium proliferatum (Matsush.) Nirenberg ex Gerlach & Nirenberg 【よく似た種との区別】 Fusarium verticilliodes 角膜炎の病原菌となりうる 本種と小分生子の発生様式が異なる