2023年3月12日 (仮訳)タイ北部においてスイカの実腐病の原因となるFusarium属菌の同定と特性調査 Nuangmek, W. et al., 2023. Identification and Characterization of Fusarium Species Causing Watermelon Fruit Rot in Northern Thailand. Plants. Available at: https://www.mdpi.com/2223-7747/12/4/956 [Accessed March 12, 2023] 【R3-10413】2023/3/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タイ、パヤオ県において貯蔵段階で観察されたスイカの実腐病の原因菌を調査した。 10菌株を分離し、そのうち腐敗を引き起こした4菌株をFusarium属と同定した。 分子系統解析と接種試験の結果から、F. compactumおよびF. paranaenseを原因菌として報告した。 (その他掲載種) Fusarium compactum (Wollenw.) Raillo 【よく似た種との区別】 Fusarium lacertarum tef-1+cam+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄が短い 本種よりフィアライドが短い tef-1+cam+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Fusarium paranaense S.S. Costa, K.S. Matos & Pfenning 【よく似た種との区別】 Fusarium falciforme tef-1+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり小分生子が楕円形~長形ではなく卵形 本種よりPDA25°Cでの生長が速いとみられる tef-1+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される