パキスタンの針葉樹優占林に産した新種Inocybe crenata
Ashraf, U. et al. 2025. Inocybe crenata sp. nov. (subsec. Geophyllinae, sect. Tardae) from Conifer Dominated Forests of Pakistan. Mycobiology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/12298093.2024.2398273 [Accessed August 26, 2026]
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3行まとめ
- パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州とパンジャーブ州の針葉樹優占林で採集された菌を検討し、Inocybe crenataとして新種記載した。
- 本種はI. geophyllaに近縁だが、傘が淡黄色で縁が円鋸歯状、柄が繊維状、担子胞子が長卵形〜楕円形であることなどで特徴づけられた。
- 本種はTardae節Geophyllinae亜節において独自の系統を形成した。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Inocybe crenata
語源…円鋸歯状の(傘の縁の形状から)
Pakistan, Khyber Pakhtunkhwa, Abbottabad District, Ayubia National Park 34.06423, 73.40366地図で開く ↗
比較 (1)
同じマツ科樹木と関係を持つ
子実体が小型である
担子胞子が楕円形である
担子胞子表面が平滑
縁シスチジアの外観が類似している
縁シスチジアのサイズが類似している
側シスチジアの外観が類似している
側シスチジアのサイズが類似している
菌糸のクランプが全組織で豊富にみられる
ITS+nrLSU+rpb2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりパキスタンではなくスウェーデンなどに分布する
本種と異なりマツ属ではなくドイツトウヒや広葉樹とともに生息する
本種と異なり傘が帯黄色ではなく帯白クリーム色である
本種と異なり傘の縁が円鋸歯状ではなく全縁である
本種と異なり傘表面が凸凹状あるいは亀裂状ではなく平滑である
本種より柄が短い
本種と異なり柄全体ではなく頂部付近のみで表面が粉状である
本種とITS+nrLSU+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される