2025年4月23日 (仮訳)イベリア半島新産種、Inocybe vulpinella Esteve-Raventós, F. 2008. Inocybe vulpinella Bruyl. (Inocybaceae, AGARICOMYCETES), primer registro para la Península Ibérica. ZIZAK. Available at: https://micologiaportugalete.com/wp-content/uploads/2015/09/Zizak5.pdf [Accessed April 23, 2025] 【R3-12732】2025/4/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペイン、カンタブリア州からInocybe vulpinellaをイベリア半島新産種として報告した。 本種は非常に稀な種で、ヨーロッパ大陸ではこれまで数例しか記録されておらず、スペインでは海岸の砂質土壌に発生し、Salix repensに関連していた。 形態的には担子胞子が大型で先端が丸く、柄全体に柄シスチジアを有することなどで特徴づけられた。 (イベリア半島、スペイン新産種) Inocybe vulpinella Bruylants 【よく似た種との区別】 Inocybe tenebrosa 肉眼的形態が類似している(容易に混同されうる) 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が成熟すると顕著に暗色になり、非常に暗色の帯オリーブ色や帯黒色になるという特徴を欠く 本種と異なり担子胞子の先端が丸いのではなくやや円錐形 Inocybe vulpinella var. fuscolamellata 本種と異なり襞縁部が褐色 Inocybe similis 生息環境が類似している 顕微鏡的にほぼ識別不能なほど類似している 本種と異なり担子胞子が側面視で僅かに豆形 本種と異なりシスチジアが薄壁 本種と異なり柄シスチジアが柄全体ではなく上部にのみ分布する