2020年7月12日 (仮訳)Kluyveromyces osmophilusはZygosaccharomyces mellisのシノニムではない:新組み合わせZygosaccharomyces osmophilusとしての復元 Matos, TTS. et al., 2020. Kluyveromyces osmophilus is not a synonym of Zygosaccharomyces mellis; reinstatement as Zygosaccharomyces osmophilus comb. nov. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.004182 [Accessed July 12, 2020] 【R3-07494】2020/7/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Zygosaccharomyces mellisのシノニムとして扱われてきたKluyveromyces osmophilusを再検討した。 ブラジル、ミナスジェライス州においてハリナシミツバチ類の巣の蜂蜜などから分離した菌株を供試した。 分子系統解析の結果を基に本種を独立種として認め、新組み合わせZygosaccharomyces osmophilusを提唱した。 (新組み合わせ) Zygosaccharomyces osmophilus (Kreger-Van Rij) Matos, Teixeira, Matias, Santos, Suh, Barrio, Lachance & Rosa 旧名:Kluyveromyces osmophilus Kreger-Van Rij 【よく似た種との区別】 Zygosaccharomyces mellis 生理学的形質がほぼ識別不能なほど類似している(同種として扱われてきた) D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Zygosaccharomyces rouxii 生理学的形質がほぼ識別不能なほど類似している D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される