2022年2月26日 (仮訳)黒穂菌の新属Kochmaniaとポーランドおよびウクライナ新産のスゲ生の種 Piątek, M. 2005. Kochmania, a new genus of smut fungi and new records of cypericolous species from Poland and Ukraine. Mycotaxon. Available at: http://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/92/92-33.html [Accessed February 26, 2022] 【R3-09276】2022/2/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Ustilago oxalidisに対して、黄金色の黒穂胞子などで特徴づけられる新属Kochmaniaを提唱した。 また、ポーランド新産種としてSchizonella intercedens、ウクライナ新産種としてAnthracoidea kariiおよびA. sempervirentisをそれぞれ報告した。 スゲ属Aulocystis節の植物に寄生するAnthracoidea属菌の検索表を掲載した。 (新組み合わせ提唱) Kochmania oxalidis (Ellis & Tracy) Piatek 旧名:Ustilago oxalidis Ellis & Tracy (ポーランド新産種) Schizonella intercedens Vánky & A. Nagler 【よく似た種との区別】 Schizonella melanogramma 同じスゲ属植物を宿主とする 本種と異なり黒穂胞子が2または3-8つではなく2つの集まりで生じる 本種と担子器の形態が異なる 本種と担子胞子の形態が異なる 本種と担子胞子の発芽様式が異なる 本種と培養性状が異なる Schizonella cocconii 同じスゲ属植物を宿主とする 本種と異なり黒穂胞子が2または3-8つの集まりをなすのではなく2-20以上の胞子団をなす 本種と担子器の形態が異なる 本種と担子胞子の形態が異なる 本種と担子胞子の発芽様式が異なる 本種と培養性状が異なる (ウクライナ新産種) Anthracoidea karii (Liro) Nannfeldt (ウクライナ新産種) Anthracoidea sempervirentis Vánky