2019年10月16日 (仮訳)カタールにおいて海水から分離された新種の酵母、Kondoa qatarensis Fotedar, R. et al., 2019. Kondoa qatarensis f.a., sp. nov., a novel yeast species isolated from marine water in Qatar. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Avaialble at: http://ijs.microbiologyresearch.org/pubmed/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.003182 [Accessed October 18, 2019] 【R3-06688】2019/10/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ カタールのアラビア湾において海水から分離されたアナモルフ酵母の一種を検討し、Kondoa qatarensisとして新種記載した。 本種は分子系統解析でK. aeriaおよびK. malvinellaに近縁であったが、資化能や生長温度などが異なっていた。 本種は交配試験でも有性世代を形成せず、射出分生子も認めなかった。 Al Wakrah, Qatar (新種) Kondoa qatarensis Fotedar, Fell, Boekhout & Kolecka 語源…カタール産の 【よく似た種との区別】 Kondoa aeria 海生菌である コロニーが帯桃クリーム色~帯灰紫色 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりカタールではなく南極などに分布する 本種と異なり有性世代が知られている 本種と異なりスクロース、ラフィノース、DL-乳酸、コハク酸、クエン酸、亜硝酸塩を資化可能 本種と異なり35°Cで生育不能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Kondoa malvinella 海生菌である コロニーが帯桃クリーム色~帯灰紫色 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりカタールではなく南極などに分布する 本種と異なり有性世代が知られている 本種と異なりスクロース、ラフィノース、DL-乳酸、コハク酸、クエン酸、亜硝酸塩を資化可能 本種と異なり35°Cで生育不能 ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される