(仮訳)パプアニューギニア産の極めて尖った胞子を有する杯状担子菌の新種、Lachnella ansonbarishii
Agerer, R. & Treu, R. 2006. Lachnella ansonbarishii sp. Nov., ein schüsselförmiger Basidiomycet aus Papua-Neuguinea mit extrem zugespitzten Sporen. Zeitschrift für Mykologie. Available at: https://www.dgfm-ev.de/publikationen/artikelarchiv/lachnella-ansonbarishii-sp-nov-ein-schuesselfoermiger-basidiomycet-aus-papua-neuguinea-mit-extrem-zugespitzten-sporen/download [Accessed May 31, 2019] 【R3-06267】2019/5/31投稿

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3行まとめ

パプアニューギニアで採集された菌を検討し、Lachnella ansonbarishiiとして新種記載した。
本種は担子器胞子が細長い扁桃形で顕著に尖ることなどで特徴づけられた。
シダを宿主とする本属菌の報告は初となった。
Papua New Guinea, Eastern Highlands Province, von Kotuni

(新種)

Lachnella ansonbarishii Agerer
語源…Anson Barish氏に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lachnella alboviolascens
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種と異なり縁部の毛の基部が無色ではなく帯褐色
Lachnella snaresensis
本種と異なりパプアニューギニアではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり縁部の毛の基部が無色ではなく帯褐色
本種と異なり担子胞子が非対称の卵状~楕円形
本種と異なり子実層シスチジア状の細胞を有する
Lachnella pyriformis
本種と異なりパプアニューギニアではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり縁部の毛の基部が無色ではなく帯褐色
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が洋梨形または嘴状舟形
Lachnella turbinata
本種と異なりパプアニューギニアではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり縁部の毛の基部が無色ではなく帯褐色
本種より担子胞子が短い
Lachnella subfalcispora
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種と異なり縁部の毛の基部が無色ではなく帯褐色
本種より担子胞子が短い
Lachnella subiculosa
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種と異なり子実体の間において子実体形成菌糸層が見られる
本種と異なり縁部の毛に2型を有する
Lachnella nikau
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアではなくニュージーランドなどに分布する
本種と異なり縁部の毛に2型を有する
Lachnella disseminata
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
Lachnella uvicola
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種より担子胞子が短い
Lachnella tiliae
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種より担子胞子が短い
Lachnella villosa
子実体縁部の毛が白色
本種と異なりパプアニューギニアにおける分布が知られていない
本種より担子胞子が短い