2014年1月24日 (仮訳)中国産の新種Lecanora gansuensis Lu, L. et al., 2013. Lecanora gansuensis sp. nov.(subfusca group) from China. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000123/00000001/art00039 [Accessed January 24, 2014]. 【R3-00311】2014/01/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国および韓国で採集されたsubfuscaグループのチャシブゴケ属地衣を、Lecanora gansuensisとして新種記載した。 本種は子嚢盤の縁部が屈曲する点で特徴づけられた。 また、地衣成分としてアトラノリンに加え、スチクチン酸、ノルスチクチン酸、コンノルスチクチン酸を含んでいた。 甘粛省隴南市康県邱家壩 (新種) Lecanora gansuensis L. Lu & H.Y. Wang 語源…甘粛産の 【よく似た種との区別】 Lecanora kansriae 本種と異なり中国・韓国ではなくタイに分布する 本種より子器の密度が低い 本種と異なり子器の縁部が強く屈曲しない 本種より子嚢胞子のサイズがずっと大きい Lecanora allophana 形態的に類似している 地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なり子実層表面がpulicaris型ではなくglabrata型 本種と異なりスチクチン酸類を含まない Lecanora imshaugii 形態的に類似している 地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なり地衣成分としてゼオリンを含む