2024年5月5日 (仮訳)野外観察と分子定量により明らかになったホオノキ生息菌Pyrenopeziza protrusaの生活環 Itagaki, H. & Hosoya, T. 2021. Lifecycle of Pyrenopeziza protrusa (Helotiales, Dermateaceae sensu lato) in Magnolia obovata revealed by field observation and molecular quantification. Mycoscience. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mycosci/62/6/62_MYC554/_pdf [Accessed May 5, 2024] 【R3-11671】2024/5/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 茨城県のつくば植物園においてホオノキの葉の共生菌であるPyrenopeziza protrusaの生活環を調査した。 生葉や落葉から定期的に試料を採集し、季節ごとに生殖構造の発生を観察したほか、分離培養や特異的PCRによるDNA量の測定を実施した。 その結果、本種のDNA量は秋の落葉直前と春の子嚢盤形成時に急激に増加し、生活様式を共生から腐生に切り替えていることが示唆された。 (その他掲載種) Pyrenopeziza protrusa (Berkeley & M.A. Curtis) Saccardo