(仮訳)ハラタケ綱におけるヒラタケ型の新属、Lignomyces
Petersen, RH. et al., 2015. Lignomyces, a new genus of pleurotoid Agaricomycetes. Mycologia. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.3852/14-355 [Accessed July 22, 2019] 【R3-06424】2019/7/22投稿

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3行まとめ

ロシアの森林で採集され、LentinusまたはPhyllotopsis属と同定された菌を検討した。
その後、これがポーランドから記載されたPleurotus vetlinianusと同一であることを確かめた。
本種に対して新属Lignomycesを提唱した。

(新組み合わせ)

Lignomyces vetlinianus (Domanski) R.H. Petersen et Zmitrovich
旧名:Resupinatus vetlinianus (Domanski) M.M. Moser
語源…(属名)材の菌(材に発生し、子実体が乾燥時木質で、木材腐朽に関連する酵素を産生することから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Phyllotopsis nidulans(キヒラタケ)
形態的に類似している(この種に同定されたことがある)
本種より子実体が鮮やかな色をしている
Hohenbuehelia atrocaerulea
本種ほど子実体ががっしりとしていない
Hohenbuehelia mastrucata(ニカワシジミタケ)
本種ほど子実体ががっしりとしていない
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Pleurocybella spp.
in vitroにおける子実体の子実層面の発達様式が類似している
Campanophyllum proboscideum
偽柄を有する
Resupinatus violaceogriseus
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される