2015年3月13日 (仮訳)新熱帯産の淡水生子嚢菌の新属新種Longicollum biappendiculatum Zelski, SE. et al., 2011. Longicollum biappendiculatum gen. et sp. nov., a new freshwater ascomycete from the Neotropics. Mycosphere. … Available at: http://mycosphere.org/pdfs/MC2_5_No3.pdf [Accessed March 13, 2015]. 【R3-01638】2015/03/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ペルーの河川において水中に沈んだ木質残渣に発生した菌を検討し、新属新種Longicollum biappendiculatumとして記載した。 本種は形態的にはアニュラタスカス科菌類に類似しており、子嚢果は埋生し、暗色で無色円筒形の長い頸部を有し、子嚢に比較的大型の非アミロイドの先端リングを有していた。 本種は新熱帯に広く分布すると見られ、ペルーの他にブラジル、コスタリカ、米国フロリダ州で見出され、採集地の水温は14-33℃であった。 Peru, Camanti, Stream at Quincemil Trail 1 (新種) Longicollum biappendiculatum Zelski, F.R. Barbosa, Raja, A.N. Mill & Shearer 語源…(属名)長い頸部/(種小名)2つの付属糸の(子嚢胞子の形態から) 【よく似た種との区別】 Submersisphaeria aquatica 子嚢果の形態が類似している 子嚢果が埋生する 子嚢果に中心生の頸部を有する 子嚢果に孔口を有する 子嚢果の本体が類球形 子嚢果が偽柔組織からなる 子嚢のサイズの範囲が重なる 子嚢胞子のサイズが類似している 子嚢胞子の形状が類似している 子嚢胞子に複数の顆粒を含む 本種より子嚢果本体のサイズが大きい 本種と異なり子嚢果の頸部が完全に無色なのではなく黒色で頂部が淡色 本種より子嚢果の殻壁が厚い 本種より子嚢の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子が広楕円形ではなく楕円形~紡錘形 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が0ではなく1 本種と異なり子嚢胞子頂部に付属糸を欠く 本種と異なり子嚢胞子に発芽孔を有する