(仮訳)亜高山帯に産した新種、Lulesia subalpina
Li, J-X. et al. 2026. Lulesia subalpina (Entolomataceae, Agaricales), a new species from subalpine regions. Phytotaxa. Available at: https://phytotaxa.mapress.com/pt/article/view/phytotaxa.770.2.4 [Accessed September 6, 2026] 【R3-14237】2026/9/6投稿

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3行まとめ

中国雲南省の亜高山帯針葉樹林で採集された菌を検討し、Lulesia subalpinaとして新種記載した。
本種は傘が類白色でKOH陰性、襞がクリーム色で垂生し、担子胞子が広楕円形~楕円形で表面が顕著な波状~角張ることなどで特徴づけられた。
分子系統解析で本種はParaclitopilus亜属のL. fallaxに近縁であった。
中国雲南省デチェン・チベット族自治州徳欽県雲嶺郷雨崩村

(新種)

Lulesia subalpina Z.M. He, J.X. Li & P.T. Deng
語源…亜高山帯の
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【よく似た種との区別】
Lulesia fallax
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり亜高山帯針葉樹林ではなく富栄養で人為的攪乱を受けた環境などに生息する
本種と異なり担子胞子が広楕円形〜楕円形ではなく長楕円形
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lulesia fallacioides
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国および米国ではなくヨーロッパなどに分布する
本種と異なり傘表皮が平行菌糸被ではなく粘質平行菌糸被である
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lulesia parvifallax
本種と異なり中国および米国ではなくヨーロッパなどに分布する
本種と異なり亜高山帯針葉樹林ではなく砂質石灰質土壌の乾燥草地などに生息する
本種より担子胞子のサイズが小さい
Lulesia neofallax
中国に分布する
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりAbies fabriの針葉リターではなくタケの根を含む地上などに生息する
本種と異なり傘が帯白色ではなく帯灰色
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lulesia blancii
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国および米国ではなくイタリア、フランス、スペイン、スロバキアなどに分布する
本種と異なり傘が帯白色ではなく乾いた淡黄褐色、シャモア色または灰褐色
ITS+nrLSU+RPB2+TEF1+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Lulesia borealichinensis
中国に分布する
傘がクリーム白色
傘がKOH陰性
襞がクリーム白色
傘表皮がゼラチン化しない
柄表皮がゼラチン化しない
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子が広楕円形~楕円形ではなく球形~類球形