(仮訳)韓国産ホウライタケ型およびモリノカレバタケ型菌類 (5):MarasmiusHygrometrici
Antonín, V. et al. 2012. Marasmioid and gymnopoid fungi of the Republic of Korea. 5. Marasmius sect. Hygrometrici. Mycotaxon 119: 405–411. Available at: https://ia801608.us.archive.org/25/items/biostor-289092/biostor-289092.pdf [Accessed May 16, 2025] 【R3-12799】2025/5/16投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

韓国からMarasmiusHygrometrici節の2種、M. crescentiaeと仮称「M. junipericola」を報告した。
前者は江原特別自治道において広葉樹の落葉や枯幹に発生し、韓国新産種となった。
後者は小白山においてカイヅカイブキの落葉に発生し、独特の形質を有していたが、標本数が少なく正式な新種記載は保留とした。

(韓国新産種)

Marasmius crescentiae Murrill
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Marasmius micraster
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子器が長い
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Marasmius exustus
本種より担子胞子のサイズが小さい
Marasmius corbariensis
本種と肉眼的形質が異なる
Marasmius minutus
本種と異なり柄シスチジアを欠くのではなく有する

※この他に仮称M. junipericolaを報告した。