(仮訳)属で4番目の種、Marcelaria casanarensis:新熱帯と旧熱帯の種の間に形態的な繋がりをもたらすか?
Torres, J-M. et al. 2026. Marcelaria casanarensis (lichenized Ascomycota: Trypetheliaceae), the fourth species in the genus: does it provide a morphological link between neotropical and paleotropical species? The Lichenologist. Available at: https://www.cambridge.org/core/journals/lichenologist/article/marcelaria-casanarensis-lichenized-ascomycota-trypetheliaceae-the-fourth-species-in-the-genus-does-it-provide-a-morphological-link-between-neotropical-and-paleotropical-species/C372185B735D2015D4181F0C1E62DD9F [Accessed June 5, 2026] 【R3-13958】2026/6/5投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

コロンビアで採集された樹皮生痂状地衣の一種を検討し、Marcelaria casanarensisとして新種記載した。
本種は同属4番目の種であり、新熱帯産のM. purpurina、旧熱帯産のM. benguelensisおよびM. cumingiiとそれぞれ部分的に共有する形質があった。
分子系統解析では本種はM. purpurinaに最も近縁であり、色素化学的にも類似性が高く、旧熱帯産2種との橙色の類似は相同起源ではなく平行進化の結果と解釈された。
Colombia, Casanare, Municipio de Villanueva, Vereda La Camarga Lechemiel

(新種)

Marcelaria casanarensis J.-M. Torres, Lücking & B. Moncada
語源…カサナレ産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Marcelaria purpurina
コロンビアに分布する
地衣体がUV陰性
子嚢胞子が大型である
子嚢胞子がアミロイドである
子嚢果内菌糸系が明瞭である
地衣成分としてセカロン酸AおよびC、パリエチン、ファラシナールを含む
地衣成分としてエモジンとテロシスチンを欠く
色素化学的に類似している
mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり偽子座が橙色ではなく赤色である
本種と異なり地衣体が黄橙色ではなく明赤色を含むことがある
本種と異なり子器が黄橙色ではなく明赤色を含む
本種と異なり地衣成分としてエリトログラウシン、キサントリン、1_5_6_8-テトラヒドロキシ-3-メチルアントラキノンを含む
本種より地衣成分のパリエチンの濃度がずっと低い
mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Marcelaria benguelensis
偽子座が黄橙色である
地衣成分としてパリエチン、ファラシナールを含む
本種と異なり新熱帯ではなく旧熱帯に分布する
本種と異なり子嚢果内菌糸系が明瞭という特徴を欠く
本種より子嚢胞子が短い
本種より地衣成分のファラシナールの濃度がずっと低い
本種と異なり地衣成分としてリケキサントン、エモジン、テロシスチンを含む
本種と異なり地衣成分としてセカロン酸AおよびCを含まない
Marcelaria cumingii
偽子座が黄橙色である
mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり新熱帯ではなく旧熱帯に分布する
本種と異なり子嚢果内菌糸系が明瞭という特徴を欠く
本種より子嚢胞子が短い
mtSSU+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される