(仮訳)Hyphopichia属に類縁の多型性酵母、新属新種Metahyphopichia laotica
Sipiczki, M. et al., 2016. Metahyphopichia laotica gen. nov., sp. nov., a polymorphic yeast related to Hyphopichia. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.001091 [Accessed June 15, 2022] 【R3-09603】2022/6/15投稿

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3行まとめ

ラオスのヴィエンチャンとルアンパバーンにおいて花から分離された酵母の一種を検討し、新属新種Metahyphopichia laoticaとして記載した。
本種は培養下で酵母態と菌糸態の両方をとることなどで特徴づけられた。
また、本種はブラジルにおいてTapirira guianensis樹皮から分離された酵母に非常に類似し、両者が同種であることが示唆された。
Luang Prabang, Laos

(新種)

Metahyphopichia laotica Sipiczki, Pfliegler, Safar, Morais & Rosa
語源…(属名)meta-+Hyphopichia属/(種小名)ラオスの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Candida silvanorum
nrSSU+D1/D2+ACT1+TEF1に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりマルトース、スクロース、メリビオースを発酵可能
本種と異なりL-ソルボース、メリビオース、エタノール、エチルアミン、カダベリンを資化可能
本種と異なりキナ酸を資化不能
本種と異なり酸産生能を欠く
nrSSU+D1/D2+ACT1+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される