2024年8月30日 (仮訳)Metarhizium puerense:中国南西部、雲南省産の新種 Ma, J. et al. 2024. Metarhizium puerense (Hypocreales, Clavicipitaceae): a new species from Yunnan, south-western China. Biodiversity Data Journal. Available at: https://doi.org/10.3897/BDJ.12.e129087 [Accessed August 30, 2024] 【R3-12022】2024/8/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省の常緑広葉樹林においてチョウ目の幼虫に発生した菌を検討し、Metarhizium puerenseとして新種記載した。 本種は子座が単生または複数生じ、分生子が緑色で豊富に生じ、円筒形平滑であることなどで特徴づけられた。 本種はM. albumと系統的に近縁であったが、フィアライドや分生子のサイズ、培養性状などが異なっていた。 中国雲南省普洱市 (新種) Metarhizium puerense Hong Yu bis, J. M. Ma & Z.Q. Wang 語源…普洱産の 【よく似た種との区別】 Metarhizium album ITS+nrSSU+nrLSU+EF-1α+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりチョウ目幼虫ではなく植物や頸吻亜目の昆虫などを宿主とする 本種よりフィアライドの幅が広い 本種より分生子のサイズが大きい 本種とコロニーの色が異なる ITS+nrSSU+nrLSU+EF-1α+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される