2020年11月7日 (仮訳)アルゼンチン産のPodocarpus parlatoreiの樹皮および材に関連する微小菌類 (8):Rosellinia属 Catania, MV. & Romero, AI. 2014. Micromicetes asociados a la corteza y madera de Podocarpus parlatorei (Podocarpaceae) en la Argentina. VIII. Rosellinia (Xylariaceae, Ascomycota). Darwiniana, nueva serie. Available at: http://www.ojs.darwin.edu.ar/index.php/darwiniana/article/view/560/584 [Accessed November 7, 2020] 【R3-07847】2020/11/7投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ アルゼンチンにおいてPodocarpus parlatoreiの樹皮および材に発生する菌を調査し、3種のRosellinia属菌を採集した。 そのうちR. franciscaeを南米新産種、R. starbaeckiiをアルゼンチン新産種としてそれぞれ報告し、後者のアナモルフを初めて記載した。 また、R. aquilaをアルゼンチン北西部の亜熱帯域から初めて報告し、本属菌の検索表を掲載した。 (アルゼンチン亜熱帯域新産種) Rosellinia aquila (Fr.) De Not. カタツブタケ 【よく似た種との区別】 Rosellinia bonaerensis アルゼンチンに分布する 子実体形成菌糸層が永存性 子嚢胞子の発芽溝が直線状 本種と異なり子嚢胞子が楕円形~非対称の楕円形で両端が丸いのではなく楕円形で少なくとも一端が僅かに尖る (南米、アルゼンチン新産種) Rosellinia franciscae Petrini 【よく似た種との区別】 Rosellinia dingleyae 子嚢胞子の発芽溝がS字状 本種と子嚢胞子のサイズが異なる Rosellinia chusqueae 子嚢胞子の発芽溝がS字状 本種と子嚢胞子のサイズが異なる Rosellinia canzacotoana アルゼンチンに分布する 子嚢胞子の発芽溝がS字状 本種より子嚢胞子のサイズが大きい (アルゼンチン新産種) Rosellinia starbaeckii L.E. Petrini 【よく似た種との区別】 Rosellinia breensis 子実体形成菌糸層が幼時存在するがのちに消失する 子嚢胞子の発芽溝が直線状 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が全長にわたるのではなく全長より短い