(仮訳)Ciborinia camelliaeの分子特性調査により種内変異が示され、病原菌の大陸間移動が示唆される
Saracchi, M. et al. 2023. Molecular Characterization of Ciborinia camelliae Kohn Shows Intraspecific Variability and Suggests Transcontinental Movement of the Pathogen. Microorganisms. Available at: https://www.mdpi.com/2076-2607/11/11/2727 [Accessed April 26, 2025] 【R3-12739】2025/4/26投稿

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3行まとめ

ツバキの病原菌であるCiborinia camelliaeについて、世界13地域由来の47菌株を用いてMLST法とUP-PCR法で検討した。
ヨーロッパ産の菌株間では高い類似性が示された一方、ニュージーランドと中国由来の菌株では多様性が認められた。
フランスとニュージーランドで同一の遺伝子プロファイルが確認されたことから、感染植物の移動による病原菌の大陸間移動の可能性が示唆された。

(その他掲載種)

Ciborinia camelliae L.M. Kohn
ツバキキンカクチャワンタケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum