2021年5月31日 (仮訳)Pseudobaeospora cyaneaの分子系統および形態 Gisotti, D. et al., 2021. Molecular phylogeny and morphology of Pseudobaeospora cyanea. Italian Botanist. Available at: https://italianbotanist.pensoft.net/article/64863/ [Accessed May 31, 2021] 【R3-08461】2021/5/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア北西部で採集されたPseudobaeospora cyaneaの新規標本を検討した。 本種は従来イベリア半島の3ヶ所のみから知られていたが、今回ジェノヴァ近郊の地中海植生に見出された。 本種のITSおよびnrLSU配列を初めて決定し、GenBankに登録するとともに分子系統解析を実施した。 (イタリア新産種) Pseudobaeospora cyanea Arnolds, Tabarés & Rocabruna 【よく似た種との区別】 Pseudobaeospora lilacina 子実体が有色 傘表皮が子実層状被でない 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘がKOHで帯緑色~淡紫色に呈色するという特徴を欠く ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudobaeospora wipapatiae 子実体が有色 傘がKOHで帯緑色~淡紫色に呈色する 菌糸にクランプを有する 本種と異なり傘表皮が子実層状被である ITSおよびnrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される