2022年5月15日 (仮訳)インドネシア産Lepista sordidaの形態・分子的研究 Putra, IP. et al., 2022. Morphological and Molecular Study of Lepista sordida in Indonesia. Philippine Journal of Science. Available at: https://philjournalsci.dost.gov.ph/images/pdf/pjs_pdf/vol151no4/morphological_and_molecular_study_of_L_sordiata_in_Indonesia_.pdf [Accessed May 15, 2022] 【R3-09508】2022/5/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インドネシア、西ジャワ州で採集されたLepista sordidaの標本を検討した。 本標本は散生し、柄が類円筒形で扁圧され、平滑で中空、担子胞子が細長いという特徴を有しており、以前のインドネシアからの報告と異なっていた。 本標本は分子系統解析の結果からL. sordidaと同定された。 (その他掲載種) Lepista sordida (Schumacher) Singer コムラサキシメジ 【よく似た種との区別】 Lepista nuda(ムラサキシメジ) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面が「汚れた」様子であるという特徴を欠く 本種と異なり色素結晶を含む ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lepista saeva ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり柄が帯褐紫色ではなく淡い帯紫色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lepista personata(オオムラサキシメジ) ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘表面が「汚れた」様子であるという特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius violaceus(ムラサキフウセンタケ) 本種と異なり傘表面が「汚れた」様子であるという特徴を欠く