2025年4月16日 (仮訳)形態および系統解析により明らかになった中国産Fusarium属の新種および新産種 Ai, C. et al. 2025. Morphological and phylogenetic analyses reveal new species and records of Fusarium (Nectriaceae, Hypocreales) from China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/150363/ [Accessed April 16, 2025] 【R3-12709】2025/4/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国の海南省、四川省、雲南省で植物から分離された菌を検討し、Fusarium incarnatum-equiseti複合種の2新種と2既知種を記載した。 新種のF. ficiとF. xylosmatisはそれぞれイチジク属、クスドイゲ属の葉から分離された。 また、F. fecundumとF. weifangenseは新宿主からの報告となった。 中国海南省保亭リー族ミャオ族自治県 (新種) Fusarium fici Q.Y. Liu, X.G. Zhang & J.W. Xia 語源…イチジク属の 【よく似た種との区別】 Fusarium aberrans cal+rpb2+tef1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスポロドキアのフィアライドの数が1ではなく2-3 本種より気生分生子柄が長い cal+rpb2+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国雲南省納諾山 (新種) Fusarium xylosmatis Q.Y. Liu, X.G. Zhang & J.W. Xia 語源…クスドイゲ属の 【よく似た種との区別】 Fusarium weifangense cal+rpb2+tef1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスポロドキア分生子の隔壁数が0-5ではなく3-7 cal+rpb2+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Fusarium fecundum S.L. Han, M.M. Wang & L. Cai (その他掲載種) Fusarium weifangense S.L. Han, M.M. Wang & L. Cai