2021年10月2日 (仮訳)新種Hymenagaricus mlimaniensisの形態および分子分類:タンザニア、ムリマニ・メインキャンパス産の担子菌類きのこの新種 Mwanga, Z. & Tibuhwa, D. 2014. Morphology and molecular taxonomy of Hymenagaricus mlimaniensis species nov: A new Basidiomycota mushroom from Mlimani main campus, Tanzania. Journal of Yeast and Fungal Research. Available at: https://academicjournals.org/journal/JYFR/article-abstract/04A1C9948251 [Accessed October 2, 2021] 【R3-08834】2021/10/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タンザニア、ダルエスサラームで採集された菌を検討し、Hymenagaricus mlimaniensisとして新種記載した。 本種は傘が帯赤桃色で非常に目立つ繊維を伴い、クモの巣膜を欠き、菌糸にクランプを有することなどで特徴づけられた。 本種はH. alphitchrousに続くタンザニアで2番目のHymenagaricus属菌となった。 Tanzania, Dar es Salaam city Mlimani main Campus (新種) Hymenagaricus mlimaniensis Mwanga & Tibuhwa 語源…ムリマニ(・メインキャンパス)産の 【よく似た種との区別】 Hymenagaricus pallidodiscus アフリカに分布する 顕微鏡的形質が類似している 本種と異なりタンザニアではなく南アフリカなどに分布する 本種と異なり傘中央部が顕著な帯赤桃色ではなく淡い帯灰色~帯黄褐色 本種と異なり傘の中央部以外が帯赤桃色の地により白色の微細な繊維を伴うのではなく白色の地に微細な小粒状の白色鱗片状 本種と異なりクモの巣膜を欠くのではなく有する 本種と異なり菌糸にクランプを有するのではなく欠く Hymenagaricus alphitochrous タンザニアに分布する 顕微鏡的形質が類似している 本種と異なり傘縁部が平滑ではなく条線状 本種と異なり菌糸にクランプを有するのではなく欠く