2026年5月2日 (仮訳)新種Mrakia stelviicaおよびMrakia montana:寒冷環境から分離された担子菌酵母の2新種 Turchetti, B. et al. 2020. Mrakia stelviica sp. nov. and Mrakia montana sp. nov., two novel basidiomycetous yeast species isolated from cold environments. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.004336 [Accessed May 2, 2025] 【R3-13856】2026/5/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、アルプス山脈およびアペニン山脈の寒冷環境において土壌や堆積物から分離された担子菌酵母を検討し、Mrakia stelviicaとM. montanaの2新種を記載した。 両種はいずれもM. cryoconiti-M. arcticaサブクレードに位置し、真の有隔菌糸とテリオスポアを形成する点などで特徴づけられた。 両種はグルコース、スクロース、トレハロースの発酵能という担子菌酵母としては稀な特性を有していた。 Italy, Alps, Stelvio Pass (新種) Mrakia stelviica B. Turchetti & P. Buzzini 語源…スティルヴィオ(峠)の 【よく似た種との区別】 Mrakia arctica 寒冷環境に生息する コロニーが全縁のことがある ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテリオスポアを形成しない 本種と異なり菌糸態を欠く 本種と異なりD-リボース、D-キシロース、L-ラムノース、ラクトース、myo-イノシトールを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育可能 本種と異なりコロニーが類白色ではなく帯黄クリーム色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Mrakia cryoconiti 寒冷環境に生息する コロニーが全縁のことがある ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテリオスポアを形成しない 本種と異なり菌糸態を欠く 本種と異なりトレハロースを発酵不能 本種と異なりカダベリンを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育可能 本種と異なりコロニーが類白色ではなく帯クリーム白色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Mrakia montana イタリアに分布する 寒冷環境に生息する テリオスポアを形成する 菌糸態を有する コロニーが類白色 25°Cで生育不能 0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育可能 50%グルコース添加培地で生育不能 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりコロニーに放射状条線をあらわす 本種と異なりメソエリスリトールを資化不能 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Italy, Alps, Stelvio Pass (新種) Mrakia montana B. Turchetti & P. Buzzini 語源…山地の 【よく似た種との区別】 Mrakia arctica 寒冷環境に生息する コロニーが全縁のことがある ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりテリオスポアを形成しない 本種と異なり菌糸態を欠く 本種と異なりコロニーに放射状条線をあらわさない 本種と異なりメソエリスリトールを資化可能 本種と異なりD-リボース、D-キシロース、L-ラムノース、ラクトースを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育可能 本種と異なりコロニーが類白色ではなく帯黄クリーム色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Mrakia cryoconiti 寒冷環境に生息する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりトレハロースを発酵不能 本種と異なりカダベリンを資化不能 本種と異なり0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育不能 本種と異なり50%グルコース添加培地で生育可能 本種と異なりコロニーが類白色ではなく帯クリーム白色 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Mrakia stelviica イタリアに分布する 寒冷環境に生息する テリオスポアを形成する 菌糸態を有する コロニーが類白色 25°Cで生育不能 0.01%シクロヘキシミド添加培地で生育可能 50%グルコース添加培地で生育不能 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりコロニーに放射状条線をあらわさない 本種と異なりメソエリスリトールを資化可能 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される