2017年8月2日 (仮訳)タコノキ属の一種に生じた新種、Muyocopron garethjonesii Tibpromma, S. et al., 2016. Muyocopron garethjonesii sp. nov. (Muyocopronales, Dothideomycetes) on Pandanus sp. Mycosphere. Available at: http://www.worldagroforestry.org/publication/muyocopron-garethjonesii-sp-nov-muyocopronales-dothideomycetes-pandanus-sp [Accessed August 2, 2017]. 【R3-04263】2017/08/02投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国雲南省においてタコノキ属植物の枯れ葉に発生した菌を検討し、Muyocopron garethjonesiiとして新種記載した。 本種は殻壁が厚く、子嚢が卵状~広円筒形で長い柄を持ち4-8胞子性、子嚢胞子が無色~帯黄色であることなどで特徴づけられた。 本種はタコノキ科植物を宿主とする同属他種よりも子嚢および子嚢胞子のサイズが大型であった。 中国雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州納板河渓谷 (新種) Muyocopron garethjonesii Tibpromma, Karun. & K.D. Hyde 語源…E.B. Gareth Jones教授に献名(傘寿を記念して) 【よく似た種との区別】 Muyocopron dipterocarpi nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で近縁 nrLSU+nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Muyocopron pandani 同じタコノキ属植物を宿主とする 本種と異なり中国ではなくインドネシアなどに分布する 本種より子嚢果の短径の最大長が大きい 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい Muyocopron freycinetiae 同じタコノキ科植物を宿主とする 本種と異なり中国ではなくハワイなどに分布する 本種と異なりタコノキ属の一種ではなくFreycintia arnottiなどを宿主とする 本種より子嚢果のサイズが大きい 本種より子嚢のサイズが小さい 本種より子嚢胞子のサイズが小さい Muyocopron hongkongense 子嚢胞子に小粒を含む 本種と異なりタコノキ属植物ではなくヤシなどを宿主とする 本種と異なり子嚢が卵状~広円筒形ではなく袋状、棍棒形、倒棍棒形