2023年9月6日 (仮訳)新属新種Natonodosa speciosaおよびPoroisariopsis inornataの再発見:クロサイワイタケ目の新熱帯産アナモルフ菌 Heredia, G. et al. 2020. Natonodosa speciosa gen. et sp. nov. and rediscovery of Poroisariopsis inornata: neotropical anamorphic fungi in Xylariales. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-019-01537-8 [Accessed September 6, 2023] 【R3-10947】2023/9/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ メキシコ、タバスコ州において水中に沈んだ葉に発生した菌を検討し、新属新種Natonodosa speciosaとして記載した。 また、Poroisariopsis inornataを原記載以来初めて発見し、レクトタイプおよびエピタイプ標本を指定しするとともに塩基配列データを初めて取得した。 Phaeobotrys属の学名が非合法名であることを指摘し、新学名Guarroaに変更した。 Mexico, Tabasco, Villahermosa, ‘La Venta’ National Park (新種) Natonodosa speciosa Heredia, R.F. Castañeda & D.W. Li 語源…(属名)生まれた節のある(分生子柄の形状から)/(種小名)素晴らしい(見た目の美しさから) 【よく似た種との区別】 Myrmecridium spp. 分生子柄が分枝しない 分生子に付属糸を欠く 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が翼状ゼラチン質の鞘に包まれる (新組み合わせ) Guarroa acutispora (Matsush.) M. Calduch_ Gené_ Heredia & R.F. Castañeda 旧名:Phaeodactylium acutisporum Matsush. 語源…(属名)スペインの菌学者、Josep Guarro氏に献名 ※本種のエピタイプおよびレクトタイプ標本を指定した。 (メキシコ新産種) Poroisariopsis inornata (S.C. Jong & E.F. Morris) M. Morelet