2024年8月19日 (仮訳)Lafoensia pacariの木から分離されたエンドファイトの新種、Neoarthrinium brasiliense Santos, DV. et al. 2024. Neoarthrinium brasiliense, sp. nov. (Apiosporaceae, Sordariomycetes), a new endophytic fungal species from Lafoensia pacari tree. Sydowia. Available at: https://www.verlag-berger.at/listview?ssearch=1&search_stichwort=3204 [Accessed August 19, 2024] 【R3-11990】2024/8/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルにおいてLafoensia pacariの健全葉からエンドファイトとして分離された菌を検討し、Neoarthrinium brasilienseとして新種記載した。 本種は分生子形成細胞がアンプル形、樽形、または円筒形であり、分生子が単生または鎖生することなどで特徴づけられた。 本種はブラジルおよびミソハギ科植物からの本属菌としての初報告となった。 Brazil, Bahia, Ilhéus (新種) Neoarthrinium brasiliense D.V. Santos, T.G.L. Oliveira, and R.M.F. Silva 語源…ブラジル産の 【よく似た種との区別】 Neoarthrinium moseri 南米に分布する 分生子のサイズが類似している ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくコロンビアなどに分布する 本種と異なりLafoensia pacariではなくテングヤシ属植物などを宿主とする 本種と異なり健全葉ではなく枯死した葉柄などから分離される 本種と異なり分生子がスライム状の塊をなす 本種と異なり分生子が棍棒形直線状または屈曲状ではなく不規則な卵状 ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neoarthrinium lithocarpicola 植物の葉から分離される ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりLafoensia pacariではなくマテバシイ属植物などを宿主とする 本種と異なり健全葉ではなく罹病葉から分離される 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形、樽形、または円筒形ではなく球形~類球形 ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neoarthrinium trachycarpi ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなく中国などに分布する 本種と異なりLafoensia pacariではなくシュロ属植物を宿主とする 本種と異なり健全葉ではなく罹病枝から分離される 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形、樽形、または円筒形ではなく樽形~棍棒形または瓶形 ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neoarthrinium urticae ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりブラジルではなくイギリス。マレーシアなどに分布する 本種と異なりLafoensia pacariではなイラクサ属、トウ属植物などを宿主とする 本種と異なり健全葉ではなく茎や健全な刺から分離される 本種と異なり分生子形成細胞がアンプル形、樽形、または円筒形ではなく類球形~瓶形 ITS+nrLSU+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される