2022年7月21日 (仮訳)Psathyrella dunarumの新発見 Melzer, A., Richter, T. & Friebes, G. 2010. Neue Funde von Psathyrella dunarum. Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/OestZPilz_19_0013-0017.pdf [Accessed July 21, 2022] 【R3-09709】2022/7/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ドイツおよびオーストリア新産種としてPsathyrella dunarumを報告した。 本種はオランダの沿岸砂丘から記載されたが、オランダ国外からの報告は初となった。 検討した標本は原記載と僅かな差異はあるものの非常によく一致していたが、タイプ標本は失われた可能性があった。 (ドイツ、オーストリア新産種) Psathyrella dunarum Kits van Waveren 【よく似た種との区別】 Psathyrella pseudocorrugis ヨーロッパに分布する 襞に縁取りがある シスチジアの形態が類似している 本種と異なりスイスにおける分布が知られている 本種より担子胞子の幅がずっと狭い 本種より担子胞子が暗色である 本種ほど担子胞子が卵状でない Psathyrella lithocarpi 本種と異なり襞縁部が白色 本種より担子胞子が暗色 Psathyrella subpolusiris 本種と異なり被膜が灰色 本種と異なり担子胞子が広楕円形 Psathyrella vinescens 本種と異なり襞縁部が有色でない 本種と異なり担子胞子の形状が細長い