2022年11月10日 (仮訳)コロラド州産の新規および特筆すべき地衣類および地衣類縁菌 (2): Biatoropsis usnearum Raynor, SJ., Kesler, J. & Manzitto-Tripp, EA. 2022. New and noteworthy reports on Colorado lichens and lichen allies, 2: Biatoropsis usnearum. Phytoneuron. Available at: https://www.phytoneuron.net/wp-content/uploads/2022/10/40PhytoN-ColoradoLichens.pdf [Accessed November 10, 2022] 【R3-10046】2022/11/10投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 菌寄生菌のBiatoropsis usnearumを米国コロラド州における新産種として報告した。 本種は亜高山帯の森林においてUsnea perplexansの地衣体に寄生していた。 本種の分布範囲や、同じサルオガセ属地衣を宿主とする菌との差異などについて記述した。 (コロラド州新産種) Biatoropsis usnearum Räsänen 【よく似た種との区別】 Cystobasidium usneicola 同じサルオガセ属地衣を宿主とする 本種と異なり担子器が2つの部分からなる 本種より担子胞子のサイズが大きい Tremella santessonii 同じサルオガセ属地衣を宿主とする 本種より担子器が短い Tremella nashii 同じサルオガセ属地衣を宿主とする 本種より担子器が短い 本種と異なり担子器がしばしば顕著な有柄 本種と異なり担子器に縦または斜めの隔壁を有する Tremella stevensiana 同じサルオガセ属地衣を宿主とする 本種と異なり担子器に縦方向の隔壁を有する Biatoropsis minuta 同じサルオガセ属地衣を宿主とする 本種と異なりゴールが淡桃色~肉色ではなく常に暗褐色~黒色