南極産Candelariella属地衣の新種および新産種

Halici, MG. et al., 2023. New record and new species of lichenized fungal genus Candelariella Müll. Arg. in Antarctica. Polish Polar Research. Available at: https://journals.pan.pl/dlibra/show-content?id=125025 [Accessed April 20, 2023]
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3行まとめ
  1. 南極で採集された地衣の一種を検討し、Candelariella ruzgariiとして新種記載した。
  2. 本種は形態的には北半球に分布するC. aggregataに類似していたが、系統的にはC. aurellaに近縁であった。
  3. また、南極新産種としてヨーロッパおよびアジアから知られていたC. plumbeaを報告した。
掲載種 (2)
NEW(新種)
Candelariella ruzgarii
語源…筆頭著者の息子、Rüzgar Kağan Halıcı氏に献名
📍Antarctic Peninsula, James Ross Island, south-east part of Johnson Mesa -63.82950, -57.90600地図で開く ↗
比較 (11)
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○生態的に類似している
○子器の基部において果殻の縁が顕著で密な柄を形成しない
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなく米国、ロシア、ヨーロッパ、イラン、トルコなどに分布する
✕本種と異なり土壌または他の地上生地衣ではなくコケや植物残渣に生じる
✕本種より果托の縁が薄い
✕本種と異なり果托の縁が時に僅かに円鋸歯状という特徴を欠く
✕本種より子嚢胞子がやや長い
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなく米国、ノルウェー、トルコ、カナダ、スウェーデンなどに分布する
✕本種と異なり土壌または他の地上生地衣ではなく石灰岩、稀に材上に生じる
✕本種と異なり子器の基部において果殻の縁が顕著で密な柄を形成しないという特徴を欠く
✕本種より子嚢胞子の幅が狭い
✕本種と果殻の縁の構造が異なる
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○南極に分布する
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりヨーロッパ、アジア、北米における分布が知られている
✕本種と異なり地衣体が黄色ではなく灰色
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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✕本種より子器のサイズがずっと大きい
✕本種より子嚢胞子がずっと長い
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○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなくカナダ、グリーンランド、ヒマラヤ山脈などに分布する
✕本種より地衣体がずっと良好に発達する
✕本種と異なり地衣体が裂片状
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○地上生地衣である
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなく米国などに分布する
✕本種と異なり地衣体が帯緑色
✕本種と異なり地衣体が鱗片状
✕本種と異なり地衣体に粉霜を伴う
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなくアジアおよび北米などに分布する
✕本種と異なり地衣体が帯緑黄色
✕本種と異なり地衣体がやや鱗片状
✕本種と異なり地衣体に粉霜を伴う
✕本種と異なり子嚢が多胞子性
✕mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○地上生のことがある
✕本種と異なり子嚢が多胞子性
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○地上生のことがある
○mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなくスウェーデンなどに分布する
✕本種と異なり子嚢が多胞子性
✕mtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○南極に分布する
○コケおよび他の地衣に生じる
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりフォークランド諸島における分布が知られている
✕本種と異なり地衣体が良好に発達する
✕本種と異なり子器が稀である
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり南極ではなく米国およびロシアなどに分布する
○地上やコケの上などに生じることがある
✕本種より子嚢胞子がずっと長い
✕本種と異なり子嚢胞子が針状
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(南極新産種)
Candelariella plumbea↗
Poelt & Vezda
比較 (1)
↗
○南極に分布する
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりヨーロッパ、アジア、北米における分布が知られていない
✕本種と異なり地衣体が灰色ではなく黄色
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
タグ
生息環境
実験器具/実験手法/試薬